実家にある土地

そこには両親が若い頃に買った土地があります。

私の両親の実家は車で2,3時間高速道路を走ると行ける距離にあるのですが、そこには両親が若い頃に買った土地があります。
私が学生の頃には、車を運転して両親をその実家に連れて行き、また同時にその土地のメンテナンスなども行っていたのですが、しかし社会人になって忙しくなってくると、この様な事も出来なくなりました。

 

今では、そこに住む親せきにお金を渡し、代わりに土地のメンテナンスをしてもらっています。
正直、私は使っていない土地なんて処分すれば良いのにと思うのですが、しかし両親にしてみればこれらの土地を処分するのは心情的に地元との絆が断ち切られる様に感じられるらしく、中々処分には至っていません。

 

しかし、両親ももう年老いています。
このまま処分しないまま、両親が無くなると言う事になれば、後に残った私たちがこれを処分しなくてはいけません。

 

立つ鳥跡を濁さずなんてことわざがありますが、両親の場合は盛大に濁しまくりそうで、その点少し怖いです。